蓄電池運転モードについて

もくじ

連系運転中の蓄電池の充電/ 放電には、6種類の運転モードがあります。

※蓄電池の自動制御運転を設定している場合は、設定されている運転モードにかかわらず、自動制御運転が優先されます。

※蓄電池の実容量診断中は、蓄電池運転モードによる制御をおこないません。


●経済性モード(自動)

夜間時間帯に充電をおこない、夜間時間帯以外の買電中に放電をおこないます。

●経済性モード(時刻指定)

夜間時間帯以外で放電開始時刻を設定します。
夜間時間帯に充電をおこない、あらかじめ設定した放電開始時刻以降の買電中に放電をおこないます。

※長期間不在が続く場合は、経済性モード(自動)に切り替えておくことをおすすめします。


●クリーンモード(夜間充電なし)

太陽光発電の余剰電力で充電をおこない、買電中に放電をおこないます。
電力会社からなるべく電力を買わないようにします。
ただし、蓄電池残量が少ない状態が続くと、蓄電池保護のため、自動的に電力会社からの電力で充電することがあります。

●クリーンモード(夜間充電あり)

太陽光発電の余剰電力または夜間時間帯に充電をおこない、夜間時間帯以外の買電中に放電をおこないます。
電力会社からなるべく電力を買わないようにします。


●充電モード

蓄電池への充電を優先的におこないます。蓄電池残量が少ない場合や、非常時に備えて、蓄電池残量を増やす場合に使用します。
充電完了後、待機状態となり、24 時間経過すると、「経済性モード(自動)」に移行します。


●ECHONET Lite機器専用モード

ECHONET Lite 対応機器から充電・放電の制御を受け付けている状態です。手動でこのモードに切り替えることはできません。


※蓄電池残量が蓄電池キープ残量以下になると、放電を停止します。
ただし、蓄電池保護のため、設定した蓄電池キープ残量になる前に放電を停止する場合があります。

※充電時に蓄電池残量が100% 近くになると、蓄電池運転モードによらず充電⇔待機を繰り返すことがありますが、蓄電池の自動調整動作であり故障ではありません。

※太陽光発電システムが売電中は放電をおこないません。また、買電量が少ない(0.1kW 未満)ときも、放電をおこなわない場合があります。

※本システムは商用電源と連系しているため、蓄電池からの電力供給(放電)は、電力会社が設ける運用規定に準じています。
そのため、家電製品のご使用状況により、蓄電池から家電製品への供給電力(放電)が減少し、買電量が増加する場合があります。